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#国内 #中途 #ICT

相手に寄り添える
ITエンジニアでありたい

J.U.

2020年入社
本社 ICT戦略室

最適なバランスを見つけるために

現在の私の業務は、社内の基幹システム、クラウドサービス、拠点ネットワークの維持管理、セキュリティ対策、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進など多岐にわたります。
ただ、ICT戦略室は設立されたばかりの新しい部署のため、決まった業務範囲や方法があるわけではありません。全ての業務について、「なぜそれをするのか」「どのような問題を解決するのか」を常に自分で考えて進めていかなければなりません。
例えば、「セキュリティ対策」と「業務効率化」という2つのIT対策をしなければならない場合、セキュリティ対策を厳しくすれば、業務が非効率になります。逆に、業務効率だけを優先すれば、セキュリティに問題が生じます。どちらが重要ということはなく、相反する2つのIT対策を両方実施しなければなりません。
これは、ITの知識だけでは正解を出すことはできず、最適なバランスを見つけるためには、企業の経営方針や事業特性を理解することが必要となります。このような仕事は簡単ではありませんが、やりがいのある仕事だと思っています。

ITを活用した組織への貢献

私が入社して間もなく、新型コロナウイルス感染症の影響で緊急事態宣言が発令され、全社員が基本テレワークを実施する状況となりました。会社の在宅勤務制度は整っていたのですが、テレワーク環境と社内環境をつなぐネットワークが整備されていませんでした。
テレワーク環境から社内環境に接続できなければ、基幹システムやファイルサーバーにアクセスできず、業務に大きな支障をきたすため、早急にネットワークを構築する必要がありました。
私は入社して間もなくということもあり、社内ネットワークの把握は十分ではありませんでしたが、周囲の協力を得て、拠点間のネットワークの特性やインターネットへの接続方法、ファイアウォールのポリシーなどを調査し、約2ヶ月の調査期間を経て、VPN(Virtual Private Network)を導入することができました。
「テレワーク環境が快適になった」というような、喜んで使ってくれている声を聞くと、嬉しい気持ちになります。入社前に思い描いていた、ITを活用した組織への貢献の形を実現できたと感じた最初の仕事です。

「日本のユーザー企業のIT人材の活躍」が具現化できる場所

「SIer(システムインテグレーター)でこれまで培ってきたITの知見、経験を、ユーザー企業で生かしたい」そう考えたのが転職のきっかけでした。日本のIT人材の割合は、欧米と比較してベンダー企業で働く割合が高く、ユーザー企業で働く割合は低いデータが出ています。日本のITが世界から遅れ、DXが進まない原因は、ユーザー企業がITをベンダー企業に依存・アウトソースしすぎていることにあり、これからは、ユーザー企業のIT人材に活躍の場があると感じていました。
TECグループが、ICT戦略室という新たな組織を作り、経営戦略としてITを重視する取り組みに共感し、私の考える「日本のユーザー企業のIT人材の活躍」が具現化できる場所があるのではないかと思い、入社を決めました。

相手に寄り添えるITエンジニアでありたい

上下水道インフラ事業では、「設計」「維持管理」「環境・エネルギー」「防災・減災」「運転管理」などの各分野でDXが推進されており、当社もソリューション型から価値創造型のビジネスへの転換を目指しています。また、クラウド環境の充実やインターネットサービスの進化に伴い、膨大な量のデータが収集・蓄積されるようになりました。
私は、このビッグデータを扱い、さまざまな意思決定の場面でデータ解析に基づく合理的な判断ができるよう、経営の意思決定をサポートする役割を担っていきたいと思っています。また、データ解析から有益な知見を導き出し、経営課題に対する答えを出すことも重要です。私は、経営に関わる新たな視点を発見し、ビジネスの利益に具体的に貢献できるITエンジニアを目指したいと考えています。
そのためには、まだまだ自分自身をレベルアップするための勉強、経験が必要だと考えており、機械学習、ディープラーニングを使った回帰、分類、画像解析、自然言語処理などの技術習得を検討しています。しかし、根底にあるのは「相手は何に困っているのか」を理解し、その思いを大切にし、相手に寄り添えるITエンジニアでありたいと思っています。

わたしの休日

しばらくやめていたゴルフを再び始めました。
ゴルフに行くと、四季折々に広がる鮮やかな景観や澄みきった空気を楽しみながら気分をリフレッシュすることができます。

TECグループで働く魅力とは

当社の企業スローガンは、「私たちは安全で快適な水環境を創造します」であり、「水を通して暮らしと社会を支える」をミッションとしています。
人々の暮らしに欠かせない上下水道を中心とした水インフラに携わり、社会や環境に貢献できることは、当社ならではの魅力です。
また、技術探求心が強くプロフェッショナル志向の社員が多いことも、当社の特徴だと思います。
様々な経歴や専門性を持つ人が集まっていますが、社員同士はベテラン若手に関係なく非常にフラットで相談や主張がしやすく、お互いを尊重し合い、人としても技術者としても成長できる環境です。
会社全体でワーク&ライフバランスに取り組んでおり、安心して働ける環境も整っています。
新型コロナウイルス以降、明らかに社会は変化しています。withコロナ、DX推進、AI活用など、その変化のスピードは極めて速く、求められる対応の規模も大きくなりつつあります。当社も、伝統とコンプライアンスを遵守しながら、変化に対応し、新しい領域へのチャレンジを続けています。その中でも、IT戦略の重要性はますます高まっています。
難易度の高い仕事を楽しみ、一丸となってミッションを達成することにやりがいを感じられる方と一緒に働けることを楽しみにしています。
技術探究心を持ち、ITで成し遂げたい夢がある方、ぜひ応募してください。